思ったことを書いていきます(`.`)

中国某大学に通っている大学生です。愛知にあるメーカーから内定を頂き、4月から働く予定。

とある中国北京にいる海外大生の就活 part1

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筆者紹介:PM2.5先輩
最終学歴:そこら辺の大卒(一応中国では1,2位を争ってるらしい)

資格:HSK6級、TOIEC800点以上(低すぎぃ!)
就職活動時期:2015年10月~2017年1月
 

 

 

 

 

 皆さんこんにちは!
2016年7月に大学を卒業し、今年4月から愛知にあるメーカーで働く者です。
私は中国北京にある大学で5年間過ごしました(1年大学に入るための浪人期間、あと4年生は学士取得の勉強期間)。
 


海外生活は本当に楽しいものでした、ですが就活となるとトラウマモノです。大学の後輩のためにも、私がどういったことで悩み、どういったことを事前準備したほうが良いのかを伝えるために、5冊ある就活ノートを見返しながら記事を書いてます(感無量)。
 
 
海外大生の就活について私が知ってる限りのことをお伝えできればと思います。

 

 

 

 

 

その前に、まずは北京名物のPM2.5をどうぞ。

 

 

 

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くさそう(直球)

 

 

 

 

 


ええ、つづきまして、私個人がどういった就活をしたのか簡単に紹介したいと思います。
 
 

 

 

 


Part 1:自己分析の大事さ
 

 

 

 


2015/08
就活開始
まず情報収集、企業研究(とりあえず自分の知ってる企業から調べ出す)から始める。
まったく準備してないよ(やべぇよ・・・やべぇよ・・・)
 

 

 

 

 

 


2015/10
Work in japanに参加する
緑の銀行、ボストンコンサルティングに応募するも全落ち(絶望)
面接でまったく面接官にウケる話ができなかった、事前に準備したエントリーシートを丸覚えで面接に挑んだため、うまく面接で話すことができなかった〔超かみかみのコミュ障のガンダムオタクみたいなしゃべり方だったと思う、しかも話す内容が超長い、緑の銀行の面接官もえぇ...(困惑)みたいな表情だった草〕。

 

落ち着いて、ゆっくり話して伝えることの大事さがはっきりわかんだね。
 

でもすごく悔しかった...

 

work in japan(启程日本)

work in japanとはリクルートが現在中国で手掛けている、中国語人材を日本企業に斡旋するというサービスだ。

開催時期は毎年の10月(ちょうど学期が始まって一カ月くらい経った後)、参加企業は日本の一流企業や日本に支部を持つ外資系の企業だ。筆者は予行練習だと思い、参加したのだが戦艦大和並に撃沈したのである。

 

 

 

 

 

 

 


2015/11
ボストンキャリアーフォーラムに参加する(一回目)。
三菱商事、赤の銀行、外銀のインターンなどの選考を受ける。
赤の銀行から内定をもらう、三商と外銀のインターンに落ちるが外銀に興味を持ち始める。


ボスキャリは三日間あるが、志望度の高い企業は一日目に入れるべき。
理由
1、人事側から考えて、初日に受けてくれる学生のほうが熱意があると感じる。
2、二日目、三日目に選考を受けると、受かるパイが小さくなるため(企業が学生の囲い込みで初日で内定を出し尽くす可能性がある)。
 

 

 

 

 


2015/12

内定を頂いたのだ、しかも日本メガバントップの赤の銀行である

非常にうれしく思っているがなぜがピンと来ない。

自分は本当に銀行に行きたいのか? 


内定後、日本の銀行で務めることのメリットとデメリットを調べたのである。

 

 

その時自分が求めていたカッコよさ、漠然と抱いた将来の姿とは合致していたのだが、デメリットとして筆者の性格と合わないと感じていたのである(ストレスフルな行員生活、どこに飛ばされるかがわからない勤務地等の理由)。

 

 

 

これは生を受けて以来、はじめて真剣に悩んだのである。
悩んでも仕方ないと思い、その道専門のプロに相談しようと思い、就活塾へ通おうと決心する。
 

 


就活塾で得られるもの


海外大生の就活でやはり一番の問題のとなるのは情報である。具体的な企業の情報(企業研究で得られない)、企業の求めている人材や価値観、企業の選考ステップに関する情報、OB訪問で得られる会社の裏情報、勉強会などでの情報交換等は日本の大学ならあって普通のものが海外大生にはないということが多々ある。

 


だが、就活はいかにして多くの人と情報交換して、就活を成功させることである。こういった情報を集めるのはやはり容易ではない、特に就活時期になると同じ学校の仲間でも情報交換をしたくないと言うような変な現象が出てくることもある。

そういう時には自分から率先して動いて就活仲間を作ることが大事であるとともに、常に自分の事をなんでも相談できるような人を作ることが大事であると筆者は思う。

 

 

もちろん、ご両親に相談するのは結構だが、あの人たちの就活は今から20年前のものである、まずあてにならない。得られる情報も偏ったものになりがちだ、そこで筆者が選んだのは就活塾である。

 

 

就活塾は就活での自己分析はもちろん、キャリアデザイン(自分の将来への悩みの相談)、面接の練習、ESの添削等を引き受けてくれるものである。
就活はモチベーションを持続させることが難しいものである、自分が落ちて他人が受かるといった事実はやはり辛い、否定された気持ちになる。その時に就活のプロに相談し、与えてくれる客観的指導、意見は本当にありがたいものである。

 


当然、就活塾もボランティアでやっているわけじゃない、しっかりと授業料は取る。
だが、一生一度の就活に自分が真剣に考えないで、適当に就活し、気づいたらやりたくない仕事を40までやり、人生の大半の時間をそれに投じるのは生殺しである。それを少しでも多くの人に相談し、アドバイスを受けて前に進めるだけでも筆者は違うと思う。
 

 

 

 

 


2016/01
納得ができるまで就活をしたいと念頭に置き、日本に一時期帰国し、就活塾に通い始める。
後に詳しく記すが、自己分析の大事さが本当に身に染みて分かる。
 

 


自己分析の大事さ
自己分析ってやる必要ないでしょ、あんなのって。と思う就活生はクソザコナメクジだからやったほうがいいと思うゾ。


簡単に言うと、日系企業はポテンシャル採用で長期的に見込んで人材を採用し、利益を回収する。


だがここで自分のことをうまく分析できずに、手応えのない面接をやると、企業はこんな出来の悪い就活生を取らないとなる。(優秀でないと判断される=投資する人材に与えしない=投資した分帰ってこない)


なぜなら日本のサラリーマンが一生かけて稼ぐ額は約2億円である(総合商社マンなら4億円程度)、プラス一人雇うのに税金、社会保険、年金の積み立てなどを含めるとそれ以上である。こんな高い買い物を企業は自己分析もできない就活生にするはずがない。


じゃ、自己分析すれば内定もらえる!(小並感)と思ったそこの君、話はそう簡単ではない。


自己分析でやることは自分の一生を見つめ直し、何か得意か不得意か、どういったことが好きか好きではないか、これから何をやりたいかやりたくないかを見つめる大事な順序である。

これがないと、就活をするとどうしても薄っぺらい志望動機にしかならない、なぜなら一貫性がないからである。

 

筆者が就活でよくハゲ散らかした面接官様に質問されたのは君の就活の軸(コア)はなんですか?というものだった。当然最初はうまく答えれなくて、筆者も面接官も困るというシュールな雰囲気をものすごく経験した。

 

だが、それも自己分析でしっかりと見つかる。


では自己分析はどうやるのか、簡単である。自己分析の関連の就活本を読めばよいのである。でも情弱な諸君はその本さえ見つからないと思うから、筆者おすすめのこの本さえあれば何も怖くないを教えて差し上げよう。

 

絶対内定2018―――自己分析とキャリアデザインの描き方

絶対内定2018―――自己分析とキャリアデザインの描き方

 

 

 

就活塾「我究館」が出している絶対内定である、この本にはワークシートがあり、自分の一生を振り返る点では持って来いである。ちなみに、収録されている館長の就活生への熱い言葉は感動ものである。(これを見て、筆者は就活塾「我究館」への入塾を決意したのである)
 

 

 


 
2016/02
就活塾で自己分析、受ける企業の絞り込み、面接の練習、エントリーシートの添削を頑張る。


自己分析で自分は金融に向かないとはっきりわかる。
 


なぜなら自己分析前、筆者は高い年収、激務上等、社会的ステータス(合コンでモテる)が揃う企業しか受けていなかったのだ(これが所謂ミーハー就活生)、だが自己分析の後に筆者は高い年収、まったり高給、社会的ステータス(合コンでモテる)を求めている事と分かる。

 

 

そこで筆者は総合商社を目指すことになる(結局またミーハーな就活)。

 

 

商社も銀行と同じでかなり激務ではないかという声もあると思うが、商社マンのステータスはそれさえも上回ると筆者は思ったのだ。(合コンのモテ具合と婚活女子が失禁するほど年収があれば、激務でも全然構わないと思ったのである)

 


だが出世競争の激しい銀行ではダメだと考えるようになる、プラス自己分析で自分の性格が日本の銀行に合わないとわかる(筆者は大雑把でマメではないため、日系金融の減点方式の人事評価に合わない)、赤の銀行の辞退を考える。

銀行や証券等金融機関を受けようと思ってる人はこの記事に目を通したほうが良い、これを見てそれでもと言うのなら君は本当の金融マンだ。

メガバンク・地銀・証券志望の就活生へ。金融エリートの没落 - 就活ブッダのブログ~涅槃を目指して~

 

記事を作成しているのは就活ブッダさんだ。就活に非常に参考となる記事をたくさん執筆されておられる方だ、筆者も就活時期はとてもお世話になった。文章力の高さとドSな物言いほんとすこ(どM)。

 


 

 

 


2016/3
赤の銀行を辞退し、日本で就活をするために、一度中国に戻り、卒論を早めに終わらせる。
2016年の就活スケージュールでは3、4月にエントリと筆記試験がある、5月に一次、二次面接等があり、6、7月に最終面接があって終わる。中国の大学の卒業時期は6、7月であるため、卒論とか卒業の手続きとかやりだすとと就活できないため、早めに卒論だけ終わらせる算段を立てたのである。

 

 

 

 

 


 
以上part 1
 

 


次回予告:part 2 万全を期した筆者に、日本の就活が襲い掛かる。果たしてPM2.5先輩は内定を頂けるのか!?