思ったことを書いていきます(`.`)

中国某大学に通っている大学生です。愛知にあるメーカーから内定を頂き、4月から働く予定。

とある中国北京にいる海外大生の就活 part3

part 3:面接での心構えとボスキャリ事前準備

 

 

 

2016/7中旬

北京で練った就活プランを就活塾のコーチに相談し、第三者の意見を頂く。

 

結論として、日本での就活に失敗した筆者に残された選択は、日本で引き続き就活を頑張るかそれとも海外大生用の就活イベントで就活を頑張るかくらいだった。

 

日本で就活やるなら、7月にすでにほとんどの大手企業の選考は終わっているから、受けたい企業がないという状態。

となれば海外大生用の就活イベントに参加して就活を頑張る以外ないじゃんって感じなりました。

 

ここで筆者が参加した就活イベントを載せます。

 

  1. CFN | CAREER FORUM For Exchange Students 2016
  2. マイナビ国際派就職EXPO2016 サマーシリーズ | イベント | マイナビ国際派就職

  3. CFN | Boston Career Forum 2016

 

計画としては1の交換留学生のキャリアフォーラムと2のマイナビEXPOで面接と筆記試験を受けまくって、3の2016のボスキャリで内定をキメるという魂胆です。

 

先のpartでも話したが、筆者は筆記試験が大の苦手、かつ面接もあまり得意ではないという弱点がある。これを克服するために、就活イベントの受けれる面接、筆記試験を片っ端から受けて、場数を踏もうと思った。(受けさせてくれた企業様、本当にありがとナス!)

 

 

そこで海外大生目線で面接の心構えを伝えたいと思う(筆記試験は参考書やって、いっぱい試験受けてね♡)

 

 

1. 敬語をうまく使えるようにしよう!

 

いきなり は? と思った方もいるでしょう

だが落ち着いて見て欲しい。

 

これは長年海外にいた、もしくは長く日本人と関わりたくなかったという海外大生、交換留学生に多いシンドロームです。

 

さすがに敬語は使えますよん~(嘲笑)と思う海外大生が多いかもしれないが、面接という敬語しか使えないプレッシャーの環境下で、簡潔(1分30秒以内)かつ理論的かつ情熱的に自分をアピールしろって言われた即座にできますか?

 

できないと思った人は身の回りにいる日本人の社会人もしくは駐在員を捕まえて、敬語の言葉攻めをしよう!(OB訪問)

 

少しずつでもいいから敬語を正式な場面で使う機会を増やそう、いきなり面接で突撃して、面接トラウマにならないように。

 

 

2. 身だしなみをしっかりとしよう!

 

これはに海外大生に限らず日本の学生も大事ですね。まあ、日本の学生なら否が応にも毎年就活に挑む大学の先輩を見なければいけないので、身だしなみという点では大丈夫でしょう。

 

だが海外大生は要注意です。外資系の企業はラフな格好で面接OKのが多いが、日本企業ならちゃんとした格好じゃなければ、まず弾かれます。(しわくちゃなスーツ、曲がってるネクタイ等も要注意)

 

容姿に関しても男なら短髪かおでこを見せるのような清潔な髪型にしよう。女性なら...筆者は男なので女性のことはわかりませんので、自分で調べて、どうぞ(無責任)。

 

ここで伝えたいことは、就活において顔、清潔感、身だしなみは非常に大事ということだ。なぜなら、面接合否の6割はファーストインプレッションで決まるからだ、さすがに顔を弄るわけにはいかないが、清潔感と身だしなみはちゃんとしよう。

 

 

3. 自分が留学している国の歴史、政治、経済、国際情勢に詳しくなろう!

 

大学で勉強していること、専攻について話すのは難しいくないだろう。だがそれが政治、経済、または留学している国に纏わる国際情勢となれば、咄嗟に簡単に話せるだろうか?

 

海外大生なら、自分の専攻だけではなく、留学している国のスペシャリストにもなろう。面接で自分が行ってる国について、面接官は絶対に何かしら聞いてくるはずだ(筆者は環境問題についてすごく聞かれた)、その時にうまく受け答えができ、かつ経済または政治に結びつければ、評価のプラス要因になる。(環境が悪いから、中国政府の自動車燃費に対する規定が年々厳しくなっている→HV、EVが売れる可能性が高いと答えた)

 

一応国際人として、それ相応のグローバルな知識を付けておこう、さすがに海外へ行って、世界のこと何はわかっておりませんじゃ話しにならない

理系の人はここちゃんと押さえよう。

 

 

とまあ、一応海外大生の注意したほうがいい部分を上げた。

上記をちゃんときちんと押さえ、あとは普通の面接対策をすればいいと思う。

中でもこれは筆者は大事だと思う。

 

 

1、結論ファースト

これは面接対策の鉄板ですね、最初に結論を話し、後から理由話すという方法です。面接だけではなく仕事で上司に何かを報告する時、またはTOEFLのスピーキングパートに使えます。(経験者は語る)

 

 

2、話す時できるだけ、体や手を使って表現する。

意識高い系の言葉で言うとノンバーバルコミュニケーションらしいです。

これはやるだけ自分の話すことに対して熱意が入りやすいくなります、それだけではなく面接官に力強さと印象付けができます。

 

 

3、話すことを長くて1分30秒以内に。

上記2番を守り、いつの間にか話していることに熱が入り、話が長くなることってあるよね~。だけど面接官はそれを何百回、何千回も聞いてきてるからいっぱい話しても覚えられないし、印象にも残らない。話は短く、簡潔かつ情熱よく話そう、

 

 

4、話すとき自分が普段出している声の2倍大きく話そう。

要するにハキハキ話すことです。特に入室の瞬間はティガレックス並の咆哮であいさつし、質疑応答の時は宝塚の入試みたいに面接官に聞こえやすいよう声を発しましょう。そして、退出時は半沢直樹がお辞儀するようなイメージで頭を下げ、部屋から出ましょう。

 

 

2016/8月中旬

面接、筆記練習の傍に、何もいしないのはまずいと思い、社会人といっぱい話すチャンスを作るためインターンをする。(対人能力を上げるため)

 

そこで2015のボスキャリの外銀選考で得た伝手を頼って、某外資系金融機関でインターンをさせてもらうことに。

期間は約一週間だが、得たものは本当に大きかった。

企業の財務分析、バンランスシートの見方、そしてケーススタディを通じて社会人からアドバイス等は本当にありがたい。それだけではなく就活の相談もできた。

 

インターンを通じて出会った学生の仲間、そして社会人の先輩方は今でも連絡を取り合っているが、彼らと会って思ったことは自分が如何に力及ばずな部分が多いと言うこと。

それをその時に知れて、努力するべき箇所が浮き彫りになってすごく感謝している。

 

 

インターンするか迷っているなら絶対した方がいいとオススメする。

 

 

2016/9月

 

2016年のボスキャリ参加企業が確定し始めるので、自己分析で得た自分の行きたい業種、企業などが来てるがどうか調べ、エントリーシート、レジュメの作成等を行う。

 

 

 1.参加方法

ボスキャリに参加したい場合は、まず運営サイトのCFNへ行き、会員登録を済ませなければならない。就活生は無料で登録でき、その後個人の和文レジュメと英文レジュメを作成し、志望している企業にレジュメを申請、そして書類審査の合否待つという流れだ。

 

この志望先に対する事前応募は二ヶ月前にやっておくのがベスト(早ければ早いほど企業側も入社への熱意を感じるだろうし)、最低でも一ヶ月前までには第一志望群にレジュメを送ろう。

 

書類が通ったら企業から面接日時に関するメールが来る、ほとんどの企業はサイト用のメールに送るが、たまに個人のメールに送って来る企業もあるので要注意、もちろん面接の前に筆記試験があるのでそれもしっかり勉強しよう。

 

テスト形式のほとんどがWEBだが、企業によってはボスキャリ会場で直接受けさせられる所もある。

 

 

 2.注意すべき問題:時差、ケイタイ、土地勘

 

ボスキャリは名の通りアメリカ・ボストンで行われるジョブハンティングイベントである、そのためアメリカまで行って就活をしなければならない。ここで気をつけなければならないのは時差、ケイタイ、そして土地勘だ。

 

まず時差だが、航空チケット予約の際に気をつけるべきである。旅行をよくする人なら大丈夫だろうが、時間把握をミスると余裕のある行動が取れなくなる。最低でも、イベントが始まる2日前にはボストンに着き、イベント会場の下見をしたほうがいい。(もちろんアメリカに行くので、ESTAの申請も忘れずに)

 

ケイタイと土地勘も非常に大事で、上記で述べたようにできればイベント2日前にはボストンに着き、会場の下見をした後、ケイタイが使えるがどうか確認しよう。使えなかったらプリペイドのsimを買って、ケイタイを使えるように準備しておこう。なぜなら会社からの面接合否等の連絡は電話でかかってくるため、間違えてせっかく掴んだチャンスを手放さないように。

 

そして土地勘だが、これはイベント会場近くのWIFIが使える場所と印刷のできる場所の把握で十分。wifiはあったら困らないだろうし、当日のニュースをチェックすのに便利だ。印刷できる場所だがこれは最優先事項である、なぜなら会場内では企業に対してWALK-IN(興味のある企業の担当者に和文と英文のレジュメを渡し、面接を受けさせてもらう)ができるため、自分のレジュメを印刷できるところを一つ把握しておこう。

 

 

3.当日会場へ持って行く物

・ケイタイ

・筆記用具

・ポケットサイズのメモ帳

・履歴書に貼り付ける用の写真

・糊

・和文履歴書、英文レジュメ

・水、ガム(ブレスケア用)

 

以上の事前準備ができ、かつ注意すべき事項を頭に入れた状態でボスキャリに臨みましょう。

開催期間は3日間ではあるが、何回も何回も面接する羽目になるので、体力がめちゃくちゃ入ります。

 

 

頑張って、どうぞ。

 

 

 

以上part3。

 

 

 

次回予告

ついに最終決戦の火蓋が切って落とされた!すべてはこの三日間のため、全てをかけて準備して来た!

果たして、PM2.5先輩は納得のできる就活ができるのか!?

 

 

次回:ボスキャリ、再び。

 

 

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 筆者紹介:PM2.5先輩
最終学歴:そこら辺の大卒(一応中国では1,2位を争ってるらしい)
資格:HSK6級、TOIEC800点以上(入社後のTOIECテスト、800以上じゃなかった、アーナキソウ)
就職活動時期:2015年10月~2017年1月